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  • とわ北斗施設長 谷 敏彦

新年度の取り組みについて


 新たな年度、そして新たな元号を迎えるにあたり、とわ北斗としては大きな変化は望まずに、一歩一歩ステップアップしていきたいと考えています。新年度の重点的な取り組みを、お伝えしたいと思います。

① 農業は観光農園を目指して多くの人が集う場所となるよう整備し、トマトや野菜の栽培と販売を進めるとともに、引き続きブドウ畑の拡大と、ワイン造りを進めていきます。

② 再生工房は広告宣伝活動を通して、集客の増加に努めていきます。利用者の個性を活かしたオリジナル商品を販売し、商品の価値を高めていきます。

③ 食生活は道の駅をイメージしたレストランと売店の営業を継続し、宣伝活動を行います。お客様ニーズを大切にして、メニューの充実を図っていきます。

④ リサイクルは鷹栖町の環境衛生の一端を担い社会貢献をしていくとともに、利用者が活動しやすくなるよう、安全面と環境面の改善を図っていきます。

⑤ とわ北斗を社会資源として開放し、とわサロンを開催するとともに、地域に積極的に参加をして交流を図りながら、豊かな地域づくりを進めていきます。

⑥ 職員個々の専門性を高めるため、積極的に研修に参加します。権利擁護を大切にし、皆さまから信頼される職員集団を目指します。

 現在とわ北斗は7年目を迎えています。開設当初は来客数も少なく、新しく始めた事業は作業内容を悩みながら考えて進めてきました。来客数は口コミで次第に増えていき、庭園を整備して駐車場を広くしました。レストランは評判も高まり、北海道じゃらんでも紹介していただけました。当初は疎らだった再生家具も増え、展示場も充実してきました。配達や引き取りは、順番待ちをしていただいている状況です。リサイクル作業も年々分別が複雑になる中、工程を工夫して対応しています。トマト栽培は大雪の園から技術を引き継ぎ、敷地内に育苗用ハウスを設置して栽培を進め、トマトジュースは3か月ほどで在庫がなくなるほどの評判となりました。醸造中のワイン造りについては、現在タンクの中でゆっくりと寝かせて熟成を進め、その時を待っている状況です。定植時は不安でしたが、職員と利用者が力を合わせて丹念に育ててくれたおかげで、良い出来のブドウを収穫することが出来ました。

 これからも、とわ北斗は力を合わせて頑張っていきたいと思います。

 宜しくお願い致します。


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