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  • 執筆者の写真とわ北斗

ブドウ初収穫と初仕込み作業


 10月22日(月)早朝、とわ北斗の職員数名で、農場ロッキーランドのワイン用ブドウの本格的な収穫を初めて行いました。先週末に大きな霜がおりたため、ブドウの葉がかなり落ちてしまいましたが、収穫までの数日間の天気はとても恵まれており、ブドウの出来もいい状態でした。

 定植4年目(上左写真)のシャルドネ、3年目(上右写真)のケルナー、シャルドネ、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミナー合わせて4種類を、一房ごとに選果(腐敗果や未熟果を取り除く)をしながらハサミで摘み採り、合計約200kgを収穫していきました。4種類のブドウのうち、量が多い順にピノ・グリ⇒シャルドネ⇒ゲヴェルツトラミナー⇒ケルナーとなっています。

 収穫が初めての職員がほとんどでしたが、ワインブドウ担当の職員に確認をしながら、丁寧に行うことができました。

 収穫直後に計量、ph濃度と糖度測定を行い、委託醸造先の「10R(トアール)ワイナリー(岩見沢市)」へ持ち込み、その日のうちにブドウジュースのしぼり出し作業を、同行した職員も一緒にさせてもらいました。

 少量の圧搾に適している「バスケットプレス機(下写真)」を使用して、じっくりブドウジュースを搾り出していきます。プレス機内のブドウをムラなく搾り出すための「ほぐし作業」を3回行い、最終的に63%の搾汁率となりました。

 網カゴにあるモノは、酸化を防ぐためのドライアイスと搾りカスの一部です。

←そしてこれが、初しぼりの樽です。

 今後の醸造工程は、担当職員1名が10Rワイナリーで研修を行いながら進める予定です。これからアルコール発酵が進みおいしいワインになり、今年中には試飲が出来る予定です。

 今回、とわ北斗初めてのワインは、ブドウの収穫量がまだ少ないため、4種類のブドウ全てをミックスして加工した限定品となります。完成するまで正確な出来上がり本数がわからないため、販売が出来るかどうかもまだ未定です。

 来年度からはさらに収穫量が増えて、本格的に販売できるように進めていきたいとおもっています。

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